すだれの種類
【屋外用すだれ】
軒先や窓の外側に掛けて、日差しをさえぎるために使われるすだれは、夏になると色々な場所で利用されています。昔は軒先にすだれを掛けることで窓とすだれの間に空気の層を作り、室内に入る空気の温度を下げる役割もしていましたが、最近は窓から軒までの長さが短い家が増えたため、窓の外に直接使われることが多くなっています。また、マンションやアパートなどの集合住宅のベランダや窓にも目隠しとして使われることも多く、ホームセンターや通販などでも一年を通して販売されています。
【室内用すだれ】
すだれというと家の軒先やベランダなどで使われているものをイメージする人も多いと思いますが、室内でも日除けや間仕切り、インテリアとして昔から使われてきました。平安時代には御簾とも呼ばれていた室内用のすだれは、現在でも茶室や座敷などで装飾用の家具として使われています。室内で使われるすだれは、伝統工芸品として丁寧に手作りで作られたものが多く高級インテリア家具としても人気があります。また、イベントなどでも知られる「南京すだれ」ももともとは室内で日除けのために使われていたすだれの一つです。
【よしず】
すだれに使われる素材には色々な種類がありますが、中でも葦(ヨシ)を使ったすだれを「よしず」と呼びます。現在一般的に日除けなどの用とで屋外用に販売されているすだれには、ビニールやアルミ製のものもありますが、天然素材で作られて物のほとんどが葦材を使ったものです。手軽に購入できるよしずは、アジアン風のインテリアに使われることもあります。天津葦というヨシ材が使われているため「天津すだれ」という呼び方で呼ばれることもあります。
【台所で使われるすだれ】
巻きずしを作るときに使うものや蒸篭そばに強いて使われるものも、すだれのうちの一つです。巻きずしに使われるすだれは、巻き簾(まきす)と呼ばれているのですだれといわれてもわかりやすいと思いますが、蒸篭は意外と知られていないようです。食品に直接使われるため、丈夫で使いやすい竹が使われることが多くあります。竹に含まれる成分や香りも食品に使われるすだれの材料としてぴったりといえますよね。
すだれの選び方・使い方
【フックに取り付ける】
すだれを掛けておく場所には、すだれを掛けるためのフックが必要になります。室内で使われるすだれの場合、装飾品のひとつとして屏風などに掛けられることも多くすだれと屏風をセットで作る場合もあります。また、ぶつぐ等にもすだれが使われることもあるので、専用の金具を使って取り付けます。屋外で使うすだれの場合、窓周辺に掛けて使われていることも多いのですが、窓のサンや軒に取り付けることの出来る専用の金具も販売されています。
【巻上げグッズ】
長さのあるすだれを使う場合にあわせて使うと便利なのが、すだれを巻き上げて長さを変えることの出来る道具です。ロールスクリーンカーテンのように一番上の部分に巻き上げる装置が付いているタイプもありますが、一般的に格安で販売されているすだれに自分で取り付けるとすだれの長さを自由に調整できる便利グッズも通販やホームセンターなどで販売されています。こういったものを利用すると、すだれを上手に活用することが出来るのでおすすめですよ。
【素材】
最近のすだれは屋外で使われることが多いため、天然のヨシやガマなどを使ったもの意外に、アルミやビニール素材でできたものも増えています。アルミは丈夫で燃えにくい素材なので、取り外しをせずシャッターや雨戸代わりに窓の外に取り付けて使われることが多いようです。また、目隠しとして使う場合には、軽くて安いビニール製のタイプも使われます。ビニール製のすだれはカラフルなものも多く、デザイン性で選ばれることが多いようですが、天然素材のほうが通気性が良いため、夏の日除けとしてはヨシ材を使ったものが人気です。
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